長松寺・矢落観音

1月14日にはざる市も開かれる/ちょうしょうじやおちかんのん
開催場所:
長松寺・矢落観音
370-3601 群馬県北群馬郡吉岡町漆原1284
駐車場:
20台
駐車場料金:
無料
駐車場マップ:
TEL:
0279-54-2298
吉岡町にある常楽院長松寺は、比叡山延暦寺(天台宗)の末寺。その西隣に祀られている矢落観音は、焼き討ちから観音像を守ろうと矢に結び付けて放ったところ、桑畑で桑を摘んでいる乙女のざるの中に、観音様が納まったことから、「ざる観音」と呼ばれている。養蚕では蚕の当たり外れが大きかったため、神仏に繁栄を祈ったが、養蚕農家が信仰する長松寺では初秋蚕が8月中旬頃までかかるため、盆の法事をずらすなどしていたという。養蚕の盛んな戦前にはどこの家の蚕室にも矢落観音お札が張ってあったという。毎年1月14日の縁日には、長松寺境内で植木やだるま、ざる、籠などの竹細工品の市が立ち、買い求める人々で毎年賑わいをみせている。往時には学校が休みになり、見せ物小屋の小屋掛けもあったというほどの賑わいを見せた。養蚕では桑の収穫の桑摘み籠ばかりでなく、給桑ざる(稚蚕に給桑する時、葉を入れる容器)、農具・水・間食などを入れた背負い籠など竹製品を重宝したが、『ざる市』は、そんな養蚕時代の名残り。桑摘み籠などは周辺の農家が農閑期を利用し、竹を切り出し、内職して作っていた。ただし現在では吉岡町でも竹ざるを編む人はいなくなっている。長松寺は、上州七福神のひとつ寿老人を祀る。寺の横を通る道は佐渡奉行街道(三国古道=本庄~渋川)。新上州観音霊場三十三ヶ所31番札所。【寺社】【パワースポット】【祭】

問合わせ・連絡先
長松寺・矢落観音
電 話:0279-54-2298