安房国府推定地(宝珠院)

ここに古代安房国の中心があった?/あわこくふすいていちほうしゅいん
開催場所:
安房国府推定地(宝珠院)
294-0823 千葉県南房総市府中687
駐車場:
5台
駐車場料金:
無料
駐車場マップ:
奈良時代に置かれた安房国(あわのくに)の国府(政庁=現在の県庁)がどこにあったかは判明していない。その有力な推定地となっているのが宝珠院。一帯の字名も府中、そして宝珠院からは円墳3基が見つかっているからだ。安房国は718(養老2)年に上総国から分かれて成立。741(天平13)年にいったん上総国へ併合された後、757(天平宝字元)年に再び分離して立国した。宝珠院の境内は、安房国分寺跡(現在は後継寺院の安房国分寺が建っている)と同じ砂丘の上に建ち、当時は平久里川がすぐ近くを流れ、その河口に淡(あわ=安房)の水門(みなと=湊)。現在、イオンタウン館山のある河口一帯の字名が湊なのはそこに古代から中世にかけての湊があったから。つまり、古代には大和朝廷が、関東へ進出する際の最初の停泊地となった湊だ。宝珠院は、1404(応永11)年創建と伝わる真言宗智山派の寺。安房国唯一の真言宗の檀林(学問所)だった名刹。安房国札三十四観音霊場23番札所にもなっている。参道には往時の塔頭寺院の跡は残るが、残念ながら発掘調査でも国庁の遺構は見つかっていない。【寺社】【パワースポット】【古代史】【国府】