湯の丸牧場

レンゲツツジ群落をつくった高原の牧場/ゆのまるぼくじょう
開催場所:
湯の丸牧場
377-1524 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原
駐車場マップ:
アクセス(車):
上信越自動車道東部湯の丸ICから県道94号を鹿沢温泉方面に14km、30分
営業時間:
見学自由
浅間連峰の西側に続く湯ノ丸高原に広がる牧場。明治37年に鹿沢温泉の湯本紅葉館主・小林亀蔵氏が中心となり牧野組合がつくられて開場した歴史ある牧場(紅葉館は明治2年創業で雪山賛歌発祥の地/日帰り入浴可能)。最盛期の昭和25年~30年頃には年間300頭ほどの牛馬と羊を高原に放牧していた。牧場ができたことで毒を有するレンゲツツジ以外の低木の芽や植物は牛馬の飼となって減少。忌避植物であるレンゲツツジだけが繁茂する結果に。その結果、昭和31年に「湯の丸山レンゲツツジ群落」として国の特別天然記念物になった。2000m以上の群落は中部日本のレンゲツツジの最高所。天然記念物指定地域は標高1585m~湯の丸山頂の2101mに及ぶが、その272haのエリアは牧柵に囲まれた湯の丸牧場と考えていい。牛肉の輸入自由化などによる放牧頭数の減少(現在の放牧頭数は十数頭)で、カラマツなどの成長が見られ、レンゲツツジ群落の危機となっており、ボランティアによるレンゲツツジ保護増殖事業なども行なわれている。現在、牧場は長野県東御市と東御市内の酪農家などでつくる湯の丸牧場運営協議会が管理運営する。放牧地は群馬だが、牛は「信州牛」というわけ。まさに県境の牧場。【牧場】