大黒山展望台

お城をかたどった穴場の展望地/だいこくやまてんぼうだい
開催場所:
大黒山展望台
299-2117 千葉県安房郡鋸南町勝山
駐車場:
70台(勝山漁港)
駐車場料金:
無料
駐車場マップ:
アクセス(車):
富津館山道路鋸南富山ICから約2.5km(6分)
アクセス(電車):
JR安房勝山駅から徒歩10分
営業時間:
見学自由
石橋山の合戦で安房に逃れた源頼朝が、真鶴半島から上陸したのが、勝山海岸。磯や入江が入り組んだ変化に富んだ海岸だ。その勝山海岸の南、標高75mの小高い丘の上にあるのが大黒山展望台。かなり急な道を10分ほど歩いて登るしかないが、天守閣を模した展望台からの眺めは抜群。眼下に安房勝山市街(北)と勝山漁港(南)。沖に浮かぶ周囲1.5kmの無人島・浮島、浦賀水道や対岸の三浦半島を望み、天気のいい日は南アルプスや富士山まで眺望する。展望台はいかにも天守閣風だが、勝山城は勝山漁港の南側の山上にあった。勝山漁港あたりは里見水軍の拠点だったと推測できる。大黒山の登山口である南麓には、足利義持開山と伝わる長谷寺、法福寺、大智庵寺、江戸時代の初期に後水尾帝の勅命で創建の淨蓮寺などがあり寺町を形成している。江戸時代の初め、紀州太地の捕鯨船が勝山に漂着。勝山に捕鯨が伝わり、醍醐新兵衛定明(だいごしんべえさだあき)が50隻もの捕鯨船団を組んで、「突組」を構成。これが東日本の捕鯨の事始めといわれている。大黒山登山口近くには醍醐新兵衛定明の墓と蜀山人の狂歌が刻まれた石碑も立っているのでお見逃しなく。寺町の形成も捕鯨の繁栄と密接に関係している。大黒山も捕鯨の際の魚見台(山頂の巨岩)で、鯨の位置を確認して信号旗で捕鯨船に連絡したのだという。【展望台】