朱円ストーンサークル

古代人の巨大な円形の墓/しゅえんすとーんさーくる
開催場所:
朱円ストーンサークル
099-4125 北海道斜里郡斜里町朱円西区東1線
駐車場:
2台(朱円墓地などを利用)
駐車場料金:
無料
駐車場マップ:
斜里町内で発見されている縄文時代の遺跡はなんと数百ヶ所にも及んでいる。羅臼町・標津町とともに知床一帯は豊かな古代人の営みがあった。朱円ストーンサークル(朱円周堤墓)は、奥蕊別川(オクシベツ川)の西側にある遺跡。縄文時代後期の墳墓群で、直径28mと32m、2つの円形をした土防で区画され中心部に墓がつくられている。考古学では、石で区画したものをストーンサークル、土の場合は周堤墓と分類するので、朱円のものは周堤墓が正しいが、朱円ストーンサークルと通称されている。人骨、土器や石器、石棒、飾り玉などが出土しているが、土器には東北地方と共通する文様が見られることから、東北地方との交流があったと推測されている。注目は周堤墓の位置。夏至に羅臼岳から日が昇り、冬至には藻琴山に日が沈む。当然、古代人はそれを計算してこの地に墓をつくったのだろう。海岸砂丘(海岸部の高台)の朱円国有林内には700基もの朱円竪穴住居群(朱円千穴)もあるが残念ながら非公開となっている。ちなみに遺跡が海岸からやや離れていたり高台にあるのは縄文時代中期には気温が2度高く、海面が4m上昇し現在の内陸部まで海(斜里湖)が進入していたから。【古代史】【縄文】