セセキの滝

アイヌが占いの場とした滝/せせきのたき
開催場所:
セセキの滝
086-1811 北海道目梨郡羅臼町瀬石
駐車場:
3台
駐車場料金:
無料
駐車場マップ:
羅臼港から道道知床公園羅臼線の終点、相泊を目指して走り、終点の相泊のひとつ手前にある集落が瀬石。エゾマツ、トドマツが盆栽のように茂る断崖から海へと落ちる滝がセセキの滝だ。雪解けのシーズンならその水量で道路が濡れるほど。落差は約30m。幕末の探検家・松浦武四郎が記した『東西蝦夷山川地理取調図』にもちゃんとこの滝が記されている。実はこの滝「車窓から眺める日本最東端の滝」でもある。セセキはアイヌ語で温泉を表すが、海岸の岩礁にはセセキ温泉露天風呂がある。さらに北側の断崖にはチトカンベ岩が聳える。アイヌ語でchi-tukan-pet(我ら・射る・川)、またはchi-tukan-pira(我ら・射る・崖)。チトゥカンという地名は北海道各地に残るが、狩猟や戦でそこを通るとき、目的とする岩などに矢を射って狩猟の成果や武運を占う場所をさす。滝壺から岩に向かって矢を放ったのだろうか。ちなみに道道知床公園羅臼線は通称「盆栽ロード」。厳しい自然環境に耐え、矮小化した風衝木は、まさに自然が生み出したオブジェのようだ。羅臼港から相泊港を目ざすなら道路脇の木々や熊岩、ゴジラ岩などの奇岩にも注目を。【日本一】【滝】