ヲンネモトチャシ跡(根室半島チャシ跡群)

日本100名城の1番に登録は根室半島のチャシ群/おんねもとちゃしあとねむろはんとうちゃしぐん
開催場所:
ヲンネモトチャシ跡
087-0166 北海道根室市温根元55-1
駐車場:
5台
駐車場料金:
無料
駐車場マップ:
根室半島には16世紀~18世紀にアイヌ民族が構築した32ヶ所のチャシが残されている。そのうち24ヶ所が国指定史跡となり根室半島チャシ群として「日本100名城」に選定されている。つまりは日本最北で最東端の100名城。チャシは戦闘時の砦(とりで)のほか、周辺の部族との談判や祭祀を行なう場にもなっていた。オホーツク海沿いの見通しのいい場所に築かれ、「コ」の字形や半円形の壕を巡らせていることから実戦的な要素も強かった。1789(寛政元)年に起きたアイヌ民族と和人の戦いである「クナシリ・メナシの戦い」の戦場、処刑場にもなっているので学術的にも貴重な存在。多くは原野のなかにあり、ヒグマも出没する場所もあるので見学に向いているのはごく一部に限られている。温根元湾の西岸に突出した岬の高台に位置するヲンネモトチャシ跡は階段や歩道が整備され、見学にも最適。温根元漁港を目ざせばすぐに場所はわかるだろう。台地の上に人工的に盛土をして、周囲に壕を巡らせている。本州でいう中世の城跡のような構造。近くには、約1500年前のオホーツク文化期の竪穴住居も発見されているので、古くから定住した場所だということがわかっている。このほか見学可能なチャシは、北方原生花園近くのノツカマフ1号・2号チャシ跡。出土した資料やチャシの詳細は花咲岬入口に建つ「根室市歴史と自然の資料館」で解説されている。ちなみにチャシは、アイヌ語でで「柵囲い」を意味する言葉。【日本100名城】